トリアレーザー脱毛器4Xと医療用レーザー脱毛器との違い

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トリアレーザー脱毛器4X「ひげには最適だ」体験談

トリアレーザー脱毛器4Xと医療用レーザー脱毛器との違いと、毛深いことに相当悩んできた管理人による昔の脱毛器で「いったい何年かかるんだ!?」という苦労話を記したいと思います。

目次

トリアレーザー脱毛器4Xと医療用レーザー脱毛器との違い

トリアレーザー脱毛器4Xと医療用レーザー脱毛器との違いについて説明していきたいと思います。比較する脱毛器は下記のとおりです。

  • 家庭用:トリアレーザー脱毛器4X
    米トリア・ビューティ社製。筆者が個人的にも愛用している脱毛器です。
    ※正式名称は、トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X
  • 医療用:ライトシェア(LightSheer)
    米Lumenis社製。筆者がクリニックのスタッフとして勤務していたときに使用していた脱毛器です。現在は後継のライトシェアデュエットが大手のクリニックで活躍しております。

家庭用のトリアレーザー脱毛器4Xと医療用レーザー脱毛器の共通点

同じ研究者チームにより開発されたレーザー脱毛器

ルミナス社のライトシェア(医療用脱毛器)

トリアレーザー脱毛器4Xは、最先端の機能を備えたレーザー脱毛器として多くの医療機関で採用されている Lumenis社のライトシェアの開発に携わってきた研究者チームが開発した家庭用レーザー脱毛器です。

どちらもダイオードレーザーを採用

熱破壊式の脱毛用レーザー機器は主に、ダイオードレーザーとアレキサンドライトレーザーに分かれます。トリアもライトシェアもダイオードレーザーを採用したレーザー脱毛器です。

現在、高い脱毛効果が認められている脱毛器として、755nmのアレキサンドライトレーザーと、800nmのダイオードレーザーがあげられますが、どちらも赤外線に近い領域にあります。

メラニンは可視領域から赤外へと徐々に吸収率が下がりますので、755nmのアレキサンドライトの方がメラニンに吸収され易いのです。

しかし、皮膚組織にもメラニンは点在しておりますので副作用の危険性もないとは言えません。755nmのアレキサンドライトレーザーと比較した場合、800nmのダイオードレーザーは効果と安全性のバランスの取れたレーザーと言えます。

1064nmのヤグレーザーも脱毛に使われますが、ここまでくるとメラニンの吸収度が低すぎて、毛に当たっても殆ど吸収されないので、高いエネルギーを出さないと効果が期待できません。

※メラニンは人間の肌や髪、瞳を色付ける色素です

家庭用のトリアレーザー脱毛器4Xと医療用レーザー脱毛器の違い

決定的な違いは、照射パワー(出力)

まず初めにお断りしておきますが、照射パワー(出力)に差があっても脱毛効果に差があるわけではありません。下記の通り、家庭用のトリアレーザー脱毛器4Xには22ジュールという出力があり、通常の脱毛であれば十分効果を発揮します。

  • 医療用 LightSheer : 最大60ジュール
  • 家庭用 トリア4X : 最大22ジュール

私個人の場合ですと、ヒゲに使う場合でも脚や腕に使う場合でも、出力をMAXに設定したことはありません。ただし、産毛に使う方は、最大値(22ジュール)に設定する必要がります。

照射口の大きさ

医療用ライトシェア脱毛器とトリア4x家庭用脱毛器

照射口の大きさは大きいほど、脱毛にかかる時間が短縮されます。

これが業務用のライトシェアですと、照射口は約10ミリ角の「四角形」で、この大きさの部分を1回で照射できます。

家庭用のトリアレーザー脱毛器は、照射口が直径約10ミリの「円形」となっており、面積的に小さいだけでなく、レーザーの打ち漏らしを避けるため重ね打ちをする必要があります。そのため同じ部位の照射を完了させるために、3倍以上の時間を要します。

しかし、照射口が比較的小さい「円形」であることによるメリットもあります。ほくろやシミを避けて照射するなど、細かい施術に向いていると言うことができます。

ライトシェアは医師の資格を持つものだけが輸入できる

なお、業務用レーザーは医療機器ですので、厚生労働省が厳しくチェックしております。例えばアメリカから輸入する場合、日本の厚生労働省にあたるFDA(Food and Drug Administration=食品医薬品局)で認可されたものを医師の資格を持つものだけが輸入を許可されますので、二重の安全チェックがなされております。

トリアレーザー脱毛器4Xの原理 ~ 脱毛効果が出るレーザーの波長は限られる?

脱毛ができるレーザーは波長600nmから1200nm

医療用脱毛器ライトシェア

脱毛ができるレーザーは、メラニンに吸収される波長でなければなりません。理論的には、ほぼ600nmから1200nmまでとされます。

※【 nm 】ナノメートル 1nm=10億分の1メートル
※メラニンは人間の肌や髪、瞳を色付ける色素です

トリアレーザー脱毛器の波長は、810 nmです。光の波長の幅が広いため、美肌に効果のある光エステと同じ波長域の光が含まれています。ムダ毛ケアをしながら、美肌にも効果のあるケアができます。

【参考】レーザーの波長とは

では波長について分かりやすく説明します。人間が眼で見ることのできる範囲である可視光領域は400~700nm近辺です。

太陽光をプリズムに通すと「紫から赤まで7つの色」が現れます。この紫より短い波長が紫外線、この赤より長い波長が赤外線です。太陽に当たると日焼けするのは、メラニンの吸収が高い紫外線が原因となります。

可視領域にて吸収率の高い青色(500nm近辺)が上空のチリ、ホコリに乱反射して空を青くしています。

可視領域で一番長い波長である赤色(700nm近辺)は一番遠くまで見える波長であるため、太陽が水平線に沈むとき空を赤く染めます。

この様に波長はそれぞれ色としてその特色を現し、紫外線、赤外線においても見えはしませんが、吸収する対象と深さに違いがあります。

トリアレーザー脱毛器4Xは「ひげに最適」 ~ あの頃、このハイパワー脱毛器があったら…

男性のヒゲだったら家庭用脱毛器を買ったほうが断然お得

私が購入したトリア脱毛器4x
トリア・パーソナルレーザー脱毛器 4X

今では毛根を効果的に熱処理できる最大出力20ジュールのダイオードレーザーが搭載されている本格派「トリア・パーソナルレーザー脱毛器 4X」(以下、トリアレーザー脱毛器4X)が、自宅用の脱毛器として手に入ります。

医療機関でレーザー脱毛の施術を受ける場合と料金を比べると、ワキだけだったらトントンくらい。男性のヒゲだったら脱毛器を買ったほうが断然お得といえるほど安くなってきております。

もちろん複数の部位に使うのだったら、というか毛深いことに悩んでいる方は、迷わず買ってしまいましょう。

トリアレーザー脱毛器4Xの電源を入れたところ

トリアレーザー脱毛器4Xは、最先端の機能を備えたレーザー脱毛器として多くの医療機関で採用されている Lumenis社のLightaSheerの開発に携わってきた研究者チームが開発した家庭用レーザー脱毛器です。

毛包にダメージを与えられるだけのパワーが必要

トリアレーザー脱毛器4Xで定期的に脱毛処理をしていくと、医療用のレーザーほどではありませんが、ほてりやヒリヒリ感を感じます。これは毛包が処理されている証拠です。

このほてりやヒリヒリ感という感覚には、個人差もありますが、理論的には毛の生えている密度に比例します。なので、お手入れする箇所にある毛が少なくなったように感じてきた頃、そのような感覚も減っていきます。

医療レーザーでは必ず毎回テスト照射を行いますが、トリアレーザー脱毛器4Xでも最初は出力を低めに設定することをおすすめします。

効果・安全性を自分で実感しながら使えるように、レーザー出力のレベル設定は、5段階で調整できます。ちなみに私はレベル4(上から2番目の強さ)までしか使っていませんが十分効果は感じてます。

毛包にダメージを与えられるだけのパワーがあって、「ひげ(顔)に使ってOK ※但し鼻より下の部分のみ」と謳えるだけの安全機能が備わった脱毛器は、私の知る限りこの「トリアレーザー脱毛器4X」しかありません。

ダイオードレーザーを搭載した本格派

トリアレーザー脱毛器4Xを手で持ち上げたところ

ちなみにダイオードレーザーを搭載し、かつパワーと安全性を兼ね備えたレーザー脱毛器は、「トリアレーザー脱毛器4X」だけです。(写真)

クリニックで医療レーザーの施術を受けるか家庭用脱毛器を選ぶかは、早さを選ぶかコストを選ぶかの問題です。医療レーザーは早さと確実性があります。

しかし「トリアレーザー脱毛器4X」であれば、以前の家庭用脱毛器のように確実性がないわけではありません。なのに、値段も49,800円(税込)と相当安くなってきました。これは人気の上昇で量産しているためですが、購入のタイミング次第では売り切れてしまい、次回の入庫まで待たなければならない場合もあります。

まずは昔の家庭用脱毛器(20年ほど前)の体験談と効果についてです

濃いひげに悩んで、脱毛クリームや毛抜きで抜いちゃったりだとか、濃い毛がうすくなるという塗り薬も使ったことがあります。

いったい何年かかると思っているのだ!

これは20年以上前に買った家庭用の脱毛器です。残念ながらレーザーとかフラッシュではありませんが、買ったときは、ホント期待しました。

昔の家庭用脱毛器

いや~、昔は大変でした。なにが大変かというと、写真のはさみみたいな部分でムダ毛を1本ずつつまんで、処理しなければならず、時間がやたらかかりました。

つまんだところから高周波の電気的なエネルギーがつまんだ毛の毛根まで伝わり、ダメージを与えるのです。

そうすると軽く引っぱるだけで、つまんだ毛が(説明書通りであれば)30秒くらいでスルーッと抜けるというのです。たしかに30秒くらいで抜けるものもありましたが2~3分かかる毛もありました。

昔の家庭用脱毛器【体験談】顔の一部には効果があったが体に悪い部分も

高周波の影響?頭がボーっとなってくる

昔の脱毛器のスイッチ

どうしてかは分かりませんが、中には何分たっても抜けない毛があり、強引に引き抜いたりしたこともありました!(強引に抜いたひげはたぶんまた同じ毛根から生えてきたのだと思います)

そしてもう一つの問題は、毛根にダメージを与える、高周波の電磁波の影響で頭がボーっとなってくるのです。説明書には1回の使用時間は15分とか30分にしてくださいと書いてありましたが、それでは全然追いつかないので、私は1時間くらいやりました。

ま、当時はヒマだったから良かったのですが、それでも結局いくら時間をかけたところで、まゆ毛とかひげの一部に効果はあったものの、足とか腕とかのムダ毛を処理したり、ひげ全体が薄くなるような成果はありませんでした。

それでも当時としては、高性能な部類だったと思います。たしか 50,000円くらいしたはずですから。

トリアレーザー脱毛器4Xにはないメリットもありました

今の脱毛器は安全を考慮して顔(ひげ・まゆ毛)には使えない機種がほとんどです。

レーザーやフラッシュで特に危険なのは目の周辺です。なので一部の機種(例えばトリアレーザー脱毛器4X)ではひげの脱毛も可能ですが、鼻より上の部分は不可という制限があり、目の近くであるまゆ毛に使える脱毛器はこのような高周波タイプのものしかありません。

現在でもこのような高周波タイプの脱毛器は販売されているようですが、主流ではありません。
ただし、まゆ毛で使いたいという方には逆にこのタイプしかないので、その点はメリットだったと言えます。

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