毛穴の黒ずみをなくしたい女性は多いようです。顔の中では、鼻の周りが毛穴の黒ずみが最も目立つ部分ですが、これは皮脂分泌量が多いからです。
毛穴の黒ずみ【はがすタイプの毛穴パックはダメ】正しい洗顔
毛穴に詰まった皮脂が空気にさらされた状態で長いこと放置されていると、やがて黒ずみを生じます。さらにまた放置すると、シミや吹き出物を生じる可能性もあります。
洗顔でメイクをしっかりと落とす
毛穴に皮脂が詰まらせないためにはどうしたらよいのでしょうか。まず重要なのが洗顔で、メイクもしっかりと落とさなければいけません。
メイク落としは、拭き取りタイプのものは避けてください。便利なので使っている人も多いのですが、実際にはメイク汚れはほとんど落ちずに、毛穴の中に押しこめられています。
また、弱酸性の洗顔料も良くありません。弱酸性のものは鼻の汚れを落とすことができないからです。乾燥肌のため、どうしても弱酸性の洗顔料にしたいのであれば、鼻の周りには別の洗顔料を使いましょう。
はがすタイプの毛穴パックは要注意!
ただ、毛穴の黒ずみをなくしたいからと、ゴシゴシと力を入れて洗顔をすると皮膚が固くなってしまい、皮脂が出てこられなくなります。洗顔は優しいタッチで行ってください。
また、皮膚を固くしてしまう原因としては「はがすタイプの毛穴パック」もあります。これも使うのは止めましょう。
そして洗顔後のケアも大切です。5分ほどかけて、しっかりとローションを肌に浸みこませてください。100円玉大のローションを手のひらに出して、肌に叩きつけるようにすると効果的です。
毛穴の黒ずみは、メイクをきちんと落とさなかったり、洗顔がいい加減な人ほど出来やすいようです。毛穴の黒ずみを防ぐために、毎日の洗顔方法を工夫しましょう。
毛穴の黒ずみ【改善策】脂性肌か乾燥肌か?肌タイプを知ること
10~20代の女性に多い脂性肌黒ずみ
皮脂分泌が多い肌というのは、主に10~20代の女性に多く見られます。ただし、皮脂というものは決して悪者ではなく、肌に皮脂膜を作ってバリアの働きをします。肌にとっては必要なものではありますが、その皮脂の分泌量が過剰になるとトラブルを起こしてしまうのです。
皮脂が分泌されると、通常は毛穴から出てくるのですが、毛穴に残っている古い角質や汚れのために、皮脂が外に出られなくなることがあります。その皮脂が角栓となって毛穴を塞いでいきますが、その毛穴の皮脂分泌量はますます増え、その分泌量は通常の4倍とも言われています。
そのために角栓はどんどん大きくなっていきます。そしてその角栓が刺激となって活性酸素を発生させ、メラニン色素の分泌を促してしまいます。これが皮脂による毛穴の黒ずみの正体です。
40代以上の女性に多い乾燥による毛穴の黒ずみ
一方、水分量が少ないためにできる毛穴の黒ずみは、30代以上の女性に多いようです。この年代の女性は、逆に皮脂の分泌量が減って、乾燥に悩まされる人が増えてきます。肌が乾燥したりハリがなくなってくると、たるみが出てきて毛穴が開いてきます。毛穴が開くと影ができて黒ずみのように見えるのです。
このように、全く正反対の肌タイプでも毛穴の黒ずみは生じます。それぞれ原因が違いますので、自分に合ったケアをしなければいけません。
毛穴の黒ずみ【改善策】クロス洗顔などの工夫
毛穴の黒ずみは、しっかりとクレンジングをして正しく洗顔をすることで改善ができます。洗顔については少し工夫をすると、さらに汚れが落ちやすくなります。
洗顔は、毛穴が開いている状態でするのが理想的です。最も適しているのはお風呂に入っている時で、もしもお風呂が無理であれば、蒸しタオルを顔にのせて毛穴を開かせても良いでしょう。
肌が温まって毛穴が開くと、黒ずみの原因である角栓が柔らかくなります。そこにきめ細かな泡を入り込ませると、黒ずみを除去しやすくなります。特にTゾーンは皮脂の分泌が活発なので、マッサージをする感じで念入りに洗ってください。
しかし中には、皮脂を落としたいという気持ちでゴシゴシと力を入れて洗う人もいます。これではかえって毛穴が開いてしまうので、洗う時には力を抜きましょう。
めがね拭きクロス洗顔
そして、あとひと工夫として「めがね拭きクロス」を使って洗顔するのもお勧めです。めがね拭きを使うと毛穴の黒ずみやアダルトニキビ、肌のくすみが改善できると言われています。
これは、めがね拭きの細かい繊維が、毛穴の奥の方に詰まっている汚れまで掻き出すからです。もちろん、めがね拭きを使う時も力は入れずに優しいタッチで洗顔をしてください。
毛穴の黒ずみをなくすためには、まず洗顔をきちんとするのが基本です。毛穴ケアのためにと高価な洗顔石鹸やスキンケア製品を揃える人もいますが、洗顔方法がいい加減では効果は半減します。
正しい洗顔方法を覚え、さらに工夫を加えて毛穴の黒ずみがなくなるように頑張りましょう。
毛穴の黒ずみ【改善策】洗顔石鹸の選び方
きちんと洗顔をしていない人の毛穴は黒ずみができやすくなります。そのため、毎日しっかりと洗顔をすることが毛穴の黒ずみ対策には不可欠です。
さらに、洗顔石鹸も毛穴の黒ずみをなくす効果があるものを使いましょう。そこで様々な洗顔石鹸の中でもお勧めなのが「デオキシー」の洗顔石鹸です。口コミを見ると「毛穴の黒ずみが薄くなった」「毛穴が引き締まった」「肌が潤った」など、とても評判が良いようです。
きめ細かい泡が毛穴の奥まで入るデオキシーの洗顔石鹸
デオキシーの洗顔石鹸は、きめ細かい泡が毛穴の奥まで入り、古くなった角質やメラニンなどを取り込んで除去します。そしてその泡には血行を促進するマッサージ効果もあるので、使っているうちに徐々に黒ずみが減って毛穴が引き締まります。
さらに、デオキシーの洗顔石鹸に配合されている20種類の天然由来成分には保湿効果があるので、洗顔をするだけでも肌が潤います。そして洗顔後は、まるでパックをしたかのように、しっとりとした肌になるようです。また、炎症を抑える働きや美白効果のある成分も配合されています。
マッサージ効果に加え潤いを与える効果も
デオキシーでは、2種類のトライアルセットを用意しています。1か月分または1週間分のどちらかを選び、「これ以上のものはない」と言われる洗顔と、豊かな潤いを自分の肌で実感してみてください。
デオキシーの洗顔石鹸は、角質を除去したり毛穴を引き締めるためのマッサージ効果に加えて、潤いを与える効果もあります。これはこの洗顔石鹸に美容液と同じ成分が配合されているからです。
毛穴の黒ずみをなくすだけではなく、きめ細かい美しい肌になることを目指して、デオキシーの洗顔石鹸を使ってみましょう。
毛穴の黒ずみ【改善策】紫外線対策も重要
毛穴の黒ずみは、主に毛穴に詰まった皮脂が酸化することが原因です。紫外線を浴びると酸化が進みますし、コラーゲンやエラスチンなどの肌に必要な栄養分の生成が妨げられて皮膚の組織も衰えます。
紫外線対策は1年を通して必要
紫外線対策は夏には一生懸命やりますが、冬になると関心がなくなる人も少なくありません。しかし実際には冬こそ紫外線が強いので、1年を通して必要ということになります。
ただし夏は汗で日焼け止めが流れ落ちることもあります。そのため冬より頻繁に塗り直しが必要です。日焼け止めは、肌にきちんとついていないと意味がありません。
また、紫外線は曇っている日でも屋内でも肌に届いています。季節や天候などに関係なく、日焼け止めをつける習慣をつけてください。
なお、日焼け止めは、PA値の表示を見て「+」が多いものを選びましょう。PA値とは、毛穴の黒ずみを悪化させる紫外線の「UVA」を防ぐ度数です。
地表に届く紫外線はUVAとUVBの2種類ですが、このうち毛穴の黒ずみや肌の老化を進行させるのがUVAです。PA値の+が多いほどUVAを防ぐ効果も高いことになります。
日焼け止めをしっかりと落とすこと
そして1日の終わりには、日焼け止めをしっかりと落とすことが大切です。普段から洗顔がいい加減な人は毛穴の黒ずみができやすいですし、日焼け止めをつけると、さらに汚れなどが落ちにくくなって黒ずみが悪化します。
日焼け止めをこまめにつけると、毛穴の奥まで日焼け止めが入ります。これを完全に落とさないと、また毛穴の黒ずみの元になります。紫外線対策とは、日焼け止めをつけること、そしてそれをしっかりと落とすことの両方であると考えましょう。
毛穴の黒ずみ【改善策】ピーリングで効果を高める
黒ずみができている毛穴には、皮脂や汚れが詰まっています。その状態のままでいると、肌のターンオーバーが正常に行われなくなり、毛穴の黒ずみはますます悪化します。
このような毛穴の黒ずみを除去する方法として「ピーリング」の人気が高まっています。英語の「皮を剥く」という意味から名付けられたピーリングは、角質層に働きかけて肌を美しくします。角質層は肌の奥深くにあるので、普通の毛穴ケアでは効果が届きません。
ピーリングにより肌が奥から生まれ変わって、毛穴の黒ずみも解消していきます。また、毛穴が清潔になるので、ニキビも改善すると言われています。
自宅でできるピーリングキットも
ピーリングは、その名の通り皮膚を剥がす方法ですが、その他に肌に刺激を与えて古くなった角質を除去する方法もあります。以前は、美容外科や皮膚科などだけで受けることができるケアでしたが、最近ではセルフケア用のピーリングキットもあります。
価格に関しては、毛穴の黒ずみ対策のための製品の中では安い方ではありませんが、エステに行くよりはずっとお手頃ですし、自宅でできて便利なのも良い点です。さらに、顔だけではなく背中の毛穴対策やデリケートゾーンの黒ずみ対策としても使うことができます。
ピーリングを行うと、ツルッとして滑らかな肌になります。また、ローションなどをつけると、ぐんぐん浸みこんでいくのが実感できるようになります。
毛穴の黒ずみ対策をしながら肌そのものも美しくするピーリングを試してみてはいかがでしょうか。
毛穴の黒ずみ【改善策】食事の改善
毛穴の黒ずみは、過剰な皮脂分泌が主な原因と言われています。対策として、丁寧な洗顔などを行う人が多いようですが、その他に食生活を見直すことで皮脂の分泌量を正常にすることもできます。
毛穴の黒ずみは食事時間が不規則だから?
毛穴の黒ずみに悩んでいる人は、普段の自分の食生活について、あらためて考えてみましょう。栄養バランスが悪かったり、食事時間が不規則になっていないでしょうか。いつも肉や脂っこいメニューばかりだと当然ながら皮脂量は増えます。
またお菓子などの甘いものを摂り過ぎるのも良くありません。なぜなら糖分の摂り過ぎはビタミンB群の消費を進めてしまいます。ビタミンB群は皮脂を分解する働きをするのに、それが減ると皮脂がさらに増えてしまいます。
その他に、ダイエットのために食事が偏って必要な栄養分を摂らなかったり、1日3食を守らないことも、毛穴の黒ずみを悪化させます。
毛穴の黒ずみ対策としては、まずは脂っこいものを避けて野菜中心の食事を心がけてください。特に根菜類が良いので、人参やごぼうをメニューに取り入れましょう。
毛穴の黒ずみは食生活の乱れという内的要因も
そして、外食を減らし、お菓子などの甘いものを摂るのも控えてください。ただし、我慢をし過ぎてストレスが溜まるのは毛穴の黒ずみ対策としては逆効果なので、適度に摂る分には構いません。
毛穴の黒ずみの原因は様々で、紫外線や毛穴に詰まった角栓など外的要因だけではなく、食生活の乱れなどの内的要因もあります。外からの対策に加えて、体の中からも対策をしていきましょう。
毛穴の黒ずみ【改善策】意外な裏ワザ
オリーブオイルを使う裏技
毛穴の黒ずみをなくすための方法は様々ですが、口コミ情報を見ると「裏技」も紹介されています。中でも多いのがオリーブオイルを使う裏技です。
オリーブオイルと顔の皮脂成分は、とてもよく似ています。そこでオリーブオイルでマッサージをすると、過剰な皮脂を溶かすことができると言われています。脂性肌に油ではベタついて大変そうですが、マッサージの後に洗顔をすると、意外にもスッキリするそうです。
オロナイン軟膏で毛穴パック?
また、オリーブオイルを成分に含むものに「オロナイン軟膏」があります。このオロナイン軟膏を、毛穴パックをする時に使うという裏技も試してみてはいかがでしょうか。
毛穴パックとは、毛穴に詰まった角栓を除去して黒ずみを減らすものですが、オロナイン軟膏を使うと、その角栓がさらに取れやすくなるそうです。口コミでは、オロナインを使わない場合と比べて1.5~2倍も多く角栓が取れて黒ずみが減るとの評判です。
オロナイン軟膏を使っての具体的な方法
使い方は、毛穴パックをする部分にオロナイン軟膏を塗って、洗い流した後に毛穴パックをします。オロナインの厚さは1mmほど、塗ってから10分ほど置くのがポイントです。
こうすることで、毛穴パックと肌がより密着しやすくなるそうですが、これはオロナイン軟膏そのものというよりも、配合されているオリーブオイルの働きです。ただ、パックの後には、収れん効果のあるローションなどで毛穴を引き締めるケアをするのも忘れないでください。
毛穴の黒ずみをなくすには皮脂や角栓への対策が必要なので、このような裏技も取り入れてケアをしていくのも良いでしょう。
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